今回は、次のご質問にお答えします。

体が冷えていて、特に足先が冷えてなかなか夜が眠れません。
体温を上げるには、どうすればいいですか。
冷えに一番弱い臓器は、腎臓と子宮です。
男性の場合、体が冷えると腎臓が弱り、
腰痛になることが多いです。
一方、女性の場合は、
腎臓および子宮(卵巣)が弱ります。
子宮筋腫や卵巣嚢腫は、
冷え、便秘などを長年かかえてきた人がなりやすいようです。
現代の女性は、多くの人が「お血(おけつ)」に悩まされています。
お血とは体内での血液の循環が滞っていることで、
血行不良の最大の原因は、「冷え」です。
冷えると、体は痛むようになっています。
冷えに、ストレス、過労、過食が加わると、
排便・排尿・発汗・呼吸の作用が乱れてしまいます。
また「気・血・水」も乱れてしまい、
頭痛、肩コリ・腰痛が生じてしまうのです。
冷えは足元から始まり、
腎臓、肝臓、脾臓という順番でこれらの臓器を弱めてしまいます。
腎臓は「生命の元」です。
なので、なによりも腎臓を労わることが大切なのです。
そのためにも冷えから体を守る必要があります!
体温を上げるためのおすすめの4つの方法
1. 冬の間は、生野菜サラダや甘いものをつつしむ。
これらの食べ物は、「陰性」なので 体を冷やしてしまいます。
2. 腰湯(半身浴)
40℃ぐらいのお湯に、みぞうちのところまで、20〜30分ほどつかる。
3. 入浴後すぐに寝る(睡眠時間を増やす)
東洋医学では、 腎臓の時間は、「午後11時から午前1時」と言われています。
この時間は腎臓が回復する時間です。
4. ご無理のない範囲で、体を動かしていく
ヨーガ、ウォーキングなど。
ぜひお試しください!
体が冷えると、まず最初に腎臓が弱まります。
なので、なによりも腎臓を全力で守ることが大切です。
体を冷やす生野菜、熱帯の果物、甘いものを控えて
腎臓の時間に眠るようにしましょう!
コメント